Australian Blonde
"Canciones de amor y gratitud" (Astro 2004)
ベテランバンドの7枚目アルバムが発売になった。
Carrots等を手がけたスーパープロデューサーPaco Locoの
在籍するバンドでもある。
オーソドックスなロックを、いかにクオリティ高くみせるか?このへんに賭けているバンドに思える。
最新型ではない。でも、そこ、ここにおいしいフレーズやら、音やらが散らばっている。
昔聞いていた曲なんかがふっと頭をよぎること数回。
少し乾いたアメリカンロックみたいな肌触りもし、だけど郷愁みたいなものに訴えかけるような湿っぽさもある。
ジャケットの、いまいち垢抜けさがこのバンドを物語っているようにも思える。
あと、このアルバムは2曲試聴しただけなのでわからないけれど
前のアルバムLay it on the lineはいい曲が揃いながらも、
方向性が散漫でもあるところが惜しいところだった。
どこかに絞って、それでいてもバラエティーを楽しめるような...
そうなったらすごいバンドになるかなあとも思う。
なんにしろ、水準は高いバンドであって、スペインインディーでは
人気の高い、そしてロングランなバンド。貴重だと思う。
↓試聴
http://www.astrodiscos.com/BD/Lps.php?DOM=ALL&RES=true&LANG=false&Vol=D142
↓デビューアルバム。
- アーティスト: Australian Blonde
- 出版社/メーカー: Plastic Head Music
- 発売日: 1996/07/22
- メディア: CD
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