Dorian

chopmypop2005-01-05

  • グループ: Dorian
  • 曲名: Te echamos de menos
  • アルバム: 10000 metropolisより
  • レーベル: Bip Bip Records 2004 

音楽を聴くのが面倒になってしまっていた。
でも、こんな風な出会いがあると、またもっと、もっとと思うのだ。
Dorian、バルセロナのバンド。
君がいなくて淋しいよ、
って曲にせつなく、心のどこかをきゅっと捕まれた感じ。
これはアルバム買いたい!


2004年の年間ベストがあちこちで発表されてきているので
チェックしていたところ、FEEDBACK−ZINEの1位にDORIANが選ばれていた。
実はこのバンド全く知らなかったので急いでチェックしてみた。
びっくりなのはレーベルが男はだまってネオ60s、モッズリバイバルのBIP BIPであること。
イメージの湧かない人は、グループサウンズみたいな格好をしたバンドを思い浮かべてほしい。


ところがこのDORIANはエレクトロポップ。
昨日のMERCROMINAもそうだったが、キーボードの作り出す
広がりのある空間がとっても甘美。スペインとは思えぬ、低体温で、
特質すべきはスペイン語で歌いながらも、それほどの違和感を醸し出さないこと。
(リバーヴ気味のせいもあるけど、音節の区切りがスペイン語らしからぬ)
スペインはエレクトロポップ、テクノポップにバラエティーがあって面白い。
時代の最先端を行くAlaska嬢もFangoria にてテクノポップを実践中だ。


詞は結構痛い。迷いと挫折と。
歌の中に日付がでてくると何かどきりとする。
河原温の日付のみのアートが、すごくドラマティックなのと一緒だろうな。


涙目で言おうか。

君に言ったことはなかったけど
どんなに君がいなくて淋しいかを。


↓試聴
http://www.webdorian.net/tedm.mp3
↓アルバムの情報
http://www.webdorian.net/n_prensa10000.htm
↓FEEDBACK−ZINE
http://www.feedback-zine.com/
http://www.sysvisions.com/feedback-zine/criticas/c_dorian.html